みなさん、こんにちは。外資系コンサルやりながら、ラーメン食べて定期的に豚星・豚風レビュー行っています。よろしくお願いします。
今回も二郎系ラーメン店の名店、豚星で限定メニューを食べてきたので、そのレビューをするよ。今回は、定期的にやってくるメニュー、そうだよ「しお」だよ。
豚星は、東急東横線、目黒線の元住吉駅から慶應義塾大学のある日吉駅方面に約10分歩いていくと、たどり着くラーメン屋さんである。看板もないラーメン屋なので、最初は「え、ここが本当にラーメン屋さんなの?」と思いたくなるが、ドアを開けると本当にそこにラーメン屋はあるのでご安心を。二郎特有の、醤油・アブラのにおいが立ちこめた店内を感じることができるよ。
豚星の人気の秘訣は、二郎系ラーメン店として味はもちろんのこと、限定メニューの豊富さにある。限定メニューの一例を挙げると、「こんぶ」、「台湾ラーメン」、「禁断の果実」、「辛くない辛麺」など。一見、メニューを読んだだけでは決してわからないメニューが多いが、どれも人気の逸品で、食べ損ねれば後悔間違いなし。
そして、数年前に豚星の姉妹店として東急大井町線「旗の台」に「豚風」という店もできた。豚風も週替わりで限定メニューが提供されているのだが、豚星と同じ限定メニューであっても時期が異なったり、また豚風独自の限定メニューも多く提供されているので、いつも「今日はどっちに行こうか」と迷ってしまう。
豚星で1番人気の限定メニューはやはり台湾混ぜそばである。
正直がモットーの外資系コンサルタントとして言いたいのだが、限定メニュー「しお」はそこそこの人気だ。台湾や味噌に比べると爆発的な人気ではないものの、「定期的に食べたくなるんだよなぁ」とTwitterで豚星ファンが歓喜の声をあげる。それが「しお」だ。
通常メニューよりもあっさりした風味で二郎を食べたい。そんな気分が定期的にやってくる。ほんの少しの高揚感。そんなメニューがあってもいいじゃない。
今回のしおは夕方から夜にかけて提供される限定であり、夕方に「もう前半部の限定メニューは売り切れたかな」というタイミングを見計らって渋谷から元住吉行きの電車に乗る。
夕方6時ごろに駅に着くと、駅は帰宅ラッシュで混雑していた。そして駅を出ると、あたりはすでに暗くなっていた。
店内について食券を購入。ちなみに塩をラーメンで食べようとは個人的には思わない。なぜだろう。毎回、汁なしかつけ麺かで迷う。食券は現金しか使えないのでご注意を。
購入後は、カウンターで客席の後ろに、店員に案内されるまで待っている。「〇〇番にどうぞ」と言われてから座る。これこそ豚星・豚風のマナーである。
カウンター越しに店員に食券を渡す。その際に、「麺少なめ」と伝えた。
「麺少なめ」や「麺半分」は食券を渡す時しか伝える機会がないので、麺の量を減らしたい場合は必ずここで言おう。ちなみにトッピングはまだ言わないこと。
つけ麺の麺と、そしてつけ汁。
見た目は通常メニューとあまり変わらず。ちなみに豚星のつけ麺は、つけ汁に少しの辛味と酸味が混ざっている。ごま油のような味がベースではありつつも、酸味が入ることで脂っこさをあまり感じないつけ汁になっているのだ。
そして、麺。スープに浸っていない麺を見るのが自分にとっては結構好き。麺が光り輝いており、その輝きをつけ汁に浸すことによって色を纏う。そのプロセスは食欲ではなく、視覚を刺激する。
次に豚をのぞいてみよう。
なんか豚が薄くないか。あれ、豚を楽しみにきたのに、少し薄い。だけど美味しいからいいか。
2/3くらいの薄さになっている気がするけど、気にしないことにする。
そして、食べてみる。
正直自分のようなバカ舌には醤油と塩の違いは大きくはわからないが、なんとなくはわかる。醤油独特の匂いが少しだけなくなり、塩の尖を感じるのだ。少し時間をかけて考えながら食べ進めると「あ、これが塩だ」と感じることがある。その、気づきを得る瞬間があるのが、豚星の塩を食べていることの証明なのである。
そして、つけ麺には辛味(一味)をトッピングすることができる。辛いのが好きな自分にとって、この辛味は、味のアクセントになってくれるので毎回、注文する。ちなみに豚星の辛麺は、自分にはあまりにも辛すぎるため未来永劫食べることのないメニューだと思う。
つけ麺の場合は麺少なめにすればズバズバ啜って、感触も余裕。麺に油を纏う量が少ないので、食べている間に胃が苦しくなることもない。
醤油に比べると、爽やかな味付けなので、二郎系初心者に「しお」は最適かもしれない。
通常メニューを何を選ぶか…自分の場合は汁なしが8割。
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