二郎系ラーメンのインスパイア代表格
ちなみにYouTubeで動画も作成していますので見てみてください。
ラーメン二郎といえば、東京都港区三田にある極太の麺やにんにく、分厚いチャーシューがこれでもかというボリュームたっぷりに丼に入っている豚の餌です。
日本全国に支店があり、都内には神田神保町や練馬、ひばりヶ丘、新宿、池袋などにあります。神奈川には関内、中山、関西には京都など全国に裾野を広げているのです。
支店以外にもインスパイアと呼ばれる、直営ではないものの本家を模した二郎系ラーメン店、それが「インスパイア」です。
インスパイアもいろいろ店がありまして、というかインスパイアの方が店の数としては多く、東京都文京区白山にある「夢を語れ」や川崎市元住吉にある「豚星」もその一つであり、豚星は日本でも5本の指に入るほどの人気店です。元住吉駅は綱島駅から各停で2つ。
普通のラーメンもいいが、汁無しもいきたい
ラーメン二郎は、ラーメンが基本メニューで他には基本ありません。(一部店舗では汁無しやつけ麺もありますが)。しかし、豚星にはラーメン以外にも汁なし蕎麦やつけ麺もあるのが魅力。さらには豚星は夏であれば冷やし中華や台湾ラーメン・混ぜそば、冬になれば味噌、といったように期間限定のメニューも豊富にあります。
今回は、通常メニューである「汁無し蕎麦」を食べました。
夏にぴったりな「ジンジャーミンチ」も食べました。
豚星での作法
二郎系ラーメンって「ニンニクマシマシ、野菜マシ、アブラ」とかわけわかんない呪文を唱えないといけないとか整列の順番とかあるので、行くのが面倒というか億劫になりがちです。しかも店ごとにルール違うのでこれまた厄介。
そこで今回はせっかくですのでこの記事で豚星の着席までの流れ、着席してからのお作法を習得してみましょうか。
まず入店。
入店すると、券売機があるのでそこで食券を買いましょう。ちなみに今回はミニの汁無し蕎麦の食券を購入。950円。
食券を持ったまま、席に座ることなく壁に沿って店内奥へ。そして、席に座るように言われてカウンターの上に食券を置くか、席に座らず立ったまま食券を店員に渡すか、のどちらかです。
席に座ったら、あの例の呪文を唱えるまで、ひたすら待つ。ひたすら待つ。
席には番号札が貼られており、「〇〇番(番号で呼ばれる)の方、ニンニク入れますか」と聞かれるので「欲しいものだけ」答える。例えば、にんにく、野菜が欲しくて、アブラが必要ない場合は「ニンニク、ヤサイ」と答えれば良い。
お作法間違えると、店内がとんでもない空気に
あとは黙々と食べるだけ。
ちなみに机上に置かれている水のサーバーがない場合は無言でカウンターの上にあげれば大丈夫です。店員さんが気づいて美味しい水道水を入れてくれます。それを元にあった机上の位置におけばOK。
うまいぞ汁無し!
さてさて、席に座って10分くらい待って出てきた汁無し蕎麦。トッピングはマヨネーズ、辛味(唐辛子)。
マヨネーズが上下にびよよんと麺の上に乗っかっていて、美しい。
チャーシューも分厚い、瓦くらいあります。
それをかき混ぜて食べるわけです。ちなみに汁無し蕎麦と言っても汁はあります。
少し濃いめの汁が丼の下に少々あり、麺が浸っている。それをひたすらかき混ぜることで味が万番なく丼に行き渡るわけです。モチモチの太い麺にカリカリのフライドオニオン。食感のコラボレーションがたまらなく刺激的ですね。
味に飽きたら卓上の酢やブラックペッパーをかけて味変ができます。それで完食。
女性も安心、ミニラーメン
二郎系ラーメンの特徴の1つ、「とにかく量が多い」。普通に頼めば、とんでもない量のラーメンが目の前に現れることになります。
少量でいいから二郎系のラーメンを食べたい。
そんな人のために豚星の場合は、「ミニラーメン」というのがございます。つけ麺、そして汁なしそばも「ミニつけ麺」、「ミニ汁無し蕎麦」がございます。価格も通常の量のメニューに比べると控えめです。
豚星の普通のラーメンって他店の通常メニューの2人分なんですよね。それがミニラーメンだとようやく1人分になります。ちなみに麺少なめの依頼をすることもできます。依頼の仕方は、普通の量のラーメンの食券を購入して、食券を渡すときに「麺少なめで」と伝えれば大丈夫です。公称1.5人分らしいです。
東急東横線、元住吉駅から徒歩10分の豚星。東京都から少し距離はあるけど、絶対後悔しない味がそこにあります。ちなみに姉妹店として、東急大井町線に「豚風」という豚星出身者の店があります。ここもまた当然のように人気店です。
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