外資系コンサルタントの日常:数年経験した自分が裏話を明かす

ちなみに今も現役コンサルです。これからコンサルスタッフのポンコツ日記、始まります。

このサイトでは、日々写真を撮り、ラーメンを食べ、メガネを買ったりしていますが、私の本業は外資系コンサルファームで働くコンサルタントです。今まで全くコンサルっぽいことは何一つ書くことなく運営していました。

そんな自分が本業のコンサルファーム社員の経験を明かせる範囲で明かします。

外資系コンサルティングファームとして働く人間として振り返り

今、コンサルは就職市場で大人気です。数年前に私は、そんな業界になぜか入社できました。本当になぜ入社できたか、よくわかりません。

そして、入社して以来、仕事に忙殺されています。毎日、特に平日は仕事に追われて、時間がない。

このホームページを更新している時間も正直今は休日くらいしかない。本当に忙しくて。

平日は当然のようにひたすら仕事に打ち込んでいるので、当然写真を撮り、ラーメン食べ、買い物に行くこともできません。

そうなると、ホームページを更新したくても写真やラーメン、買い物に関して記事の「元ネタ」を得るのが難しくなるんです。本当はもっと、ラーメン、いろんなとこに行って写真し撮影に行ったよ、とかほんのりのほほんとした記事を書きたいにも関わらず。

そこでふと思ったわけです。

コンサルの自分を伝えればいいんじゃないか

自分が最も濃密に過ごしている時間がコンサル活動なわけです。当たり前と言えば当たり前なんですが、誰でも1日の中で、そして1年の中で最も何に時間を費やすかというと、本業である職業に費やすわけですよね。その体験を文字にするかどうかは個人の自由ですが、自分の場合は外資系コンサルとしての日々を伝えることで読んでいる人たちに何か役立つのではないか、と思ったわけです。

というわけで、自分がコンサルとして過ごしている記録をみなさんにお伝えします。

外資系コンサルとは

そもそもコンサルって何でしょう。そして、コンサル業界の中でもある種高いステータスに位置付けられる「外資系コンサル」、いわゆる「外コン」って何なんでしょうね。正直バカな私には正確にわかりません。

本当にひょんなきっかけで「外コン」の世界に足を踏み入れた自分には、縁遠く馴染みもない世界(山形の天然育ちなので尚更)です。

「コンサルとは」、「外資系コンサルとは」を外資系コンサル社員がググってみました。転職サイトのen worldが詳しく教えてくれています。要約すると以下のとおりです。

コンサルとは、

  • クライアント企業の依頼を受けて経営上の課題を発見し、その解決の手助けをする
  • プロジェクトを立ち上げ、チームのメンバーや期間などを決定し、第三者として関わる
  • クライアントとなる企業は、大手企業から政府機関、教育機関など多岐にわたる

うん、他にもいろいろ言いたいことはあるけれども、上記は端的に説明されています。

太字の部分で書きましたが、あくまでも経営課題を持つお客様がいてコンサルという職業が成り立つわけですね。「経営課題」を持つお客様がいなければコンサルはいないわけです。

そして、外資系コンサルとは、

  • 当然ですが、外国資本が過半数入っている
  • 高い年収で、年収アップも早い
  • 同じ役職でも給料は大きく差がある

かなりざっくりした書き方ですが、確かにそうだな、という感じです。外国資本なので日本的風土はほぼないです。組織上、年功序列はなく、実力主義。どう努力したかとか全然関係なく、何をアウトプットとして残したか、残し続けていられるか社内の評価として問われています。←自分で書きながらちょっと緊張感高まるくらい、本当。

ということで、「外資」、「外資系コンサル」。やはりこの言葉は新卒、転職市場のみならず東京カレンダーでも一種のステータスのようです。あ、今のうち言っておきますが、決して自分は外資系コンサルとして華やかに生活しているわけではないです。本当にポンコツで、ダメコンサルです。決して、外資のコンサルファームに入った自分すごいでしょ、なんて言いたくないです。むしろ、これから「こんなダメなやつが何で入社したの!?」と思わせるたくさんのエピソードを発信していく予定です。

だから全然記事はポジティブじゃないよ!!

国内コンサルとの違い

何が違うか。意外に英語は使わなくても生きていけることはわかったので、これは違いではないな。

違いがあるとすれば、かなり浅い知識で申し訳ないですが、自分の主観だと外資系コンサルってやっぱり会社自体に金があるので、オフィスおしゃれっす。デロイトトーマツコンサルティングやPwCコンサルティングは、千代田区のキラキラオフィス、世界最高峰のコンサルであるマッキンゼー・アンド・カンパニーやボストンコンサルティンググループは港区のオラオラオフィスです。リッチだけではなくてオフィス内もキラキラ、オラオラしててフリーアドレス、ドリンクが整備されてて、セキュリティは超厳重、ホテルライクな内装、何から何まで超清潔みたいな。雑居ビルに入居なんてほぼないでしょう。

そして、人もめっちゃ華やかで、豪快な人多い。これは後ほど書くとしよう。

とまぁなんともエレガントでラグジュアリーな世界です。表面的には、そう見えるだろうね(…てことは違う面もあるってことだよ…)

だいぶ前置き長くなりましたが、

正直、国内コンサルに就職したことないので、確証はないですが、やっている仕事は大きく、概念的なところからスタートするプロジェクトも多いです。そういった実行だけではなく構想から着手するプロジェクトは受注も高単価であり、社員の給料・年俸も高額になりがちではあります。

総合系コンサルとは

コンサル業界のマップ見ると、よく目にする「戦略系」、「総合系」コンサルというワード。そのワードがコンサル業界内部の各ファームの立ち位置を明確に分けています。

戦略系コンサルとはまさにその名のとおり、経営戦略しか作らないコンサルです。戦略系コンサルで働いたことがないので、ぶっちゃけ彼らが戦略構築以降のフェーズまで支援しているか知りません。ただ総合系コンサルファームとの違いを述べよと言われると、自ずと答えは戦略コンサルは「戦略しかやりません」、となるかなと思います。

そして総合コンサルとは、

総合コンサル:構想から始まり、戦略を作り施策実行支援まで行う「一気通貫」のコンサル

総合コンサルとは、戦略構築以降のフェーズもやりますよ、ということですね。戦略を作り、その戦略どおりに施策を作り、その施策を企業に提案、理解を得て施策実行の支援(ちゃんとできているかモニタリング、軌道修正などを実施)します。

一言で言うと、企業支援に携わる範囲が総合コンサルの方が広いんです。間違っていたら、記事の下の方にあるコメント欄に意見ください。

なぜ書くか

既に上記で記しているとおり、自分は華やかなコンサル業界でのポンコツスタッフです。「入社できた自分すごいでしょ」、「大きな仕事やっているなんてすごいでしょ」、「勝ち組でしょ」なんて書くつもりは全然ないです。日々落ち込み、無能な自分に気付き、無能な自分に憤り、慰め、諦め…それでもまだ自分には少しばかり期待しているという感じ。

よく巷に落ちている記事であるパソコンのショートカット、議事録やパワポの書き方などのコンサルテクニックのtip記事にもしたくないし、「自分は華やかなコンサル業界で大成功しています」のような記事にもしたくない(現に成功していないので)。とは言いつつときには突然「超使える時短テク!!パワポのショートカット16選!!」といった記事を書くかもしれない。

このサイトでは、自分がコンサルタントとして生きている中で、成長した部分もあればやっぱり私はバカでしたと感じる時、辞めたいと思った時など感情的に書き綴りたい。

この記事を読む中で、コンサル入社に意欲のある読者の方には「こんなアホでもコンサル業界入れるなら応募してみよう」、もしくは「うん、自分には合わなさそうだやめよう」と何らかの方針ができれば良いと思う。

これから書く記事(予定)

今、書こうと思っている記事はこんな感じです。

外コンに入った経緯:入るチャネル、なぜ入れたか、入るために何をやったか、面接で何を聞かれたか→ケーススタディ

コンサルに転職するメリット、デメリット

入社が決まった時にやっとけばよかったこと

本当にコンサルは激務か

コンサルは本当に有能か

一見華やかなコンサル業界の光と陰

コンサルを辞めたくなるのはどんな時

ということで、これからまた新しいカテゴリーの記事配信始めます。乞うご期待!!

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この記事を書いた人

カフェが大好きな写真家。YouTubeでカフェに関する動画を配信。主な出没場所は白金、渋谷。

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