外資系コンサルが言う「趣味は、仕事」をどう感じるかで、あなたの仕事の適性はわかる

自分はこの言葉を上司から聞いて、驚愕したのでコンサル業界には合わない、と感じている。

何気ない場面での何気ない質問

聞いたのは、酒の席でのこと。

余談だが、外資系コンサルともなると、全国チェーンの低価格な居酒屋には、まず行かない。行くとすれば、給料の低い若手メンバーだけの時や「今日はサクッと飲んで帰ろう」という上司が何人かを引き連れて軽めにビールを飲む時だ。(結局終電を逃すのだが…)

ここは、高給取りの外資系コンサルファーム。数週間前、数ヶ月前から飲食をするのが決まっている場合は、銀座や赤坂など都内の高級料亭に予約を取る。それが、外資系コンサルの不文律だ。

ただ、高級料亭で飲むと言っても、会話の内容は低価格の居酒屋で交わすのとなんら変わりない。仕事、プライベートなんでもざっくばらんに話す。そこは外資系だとかコンサル、大手、中小関係ないサラリーマン共通のカルチャーなのである。

仕事面白いか、悩み事はないか、休日なにやっているか、子供は元気か、ちゃんと育児しているか、などなど。バラエティに富んだ会話。

上司から問われた何気ない質問。

「君たちの趣味はなんだい?」

その質問に対して、自分アホなんで何も考えず最初に答えるわけよ。緊張もせず、そして後先考えずに。

「カフェ巡りっすね」

別に「カフェ巡り」という回答が空気読めないとか、上司に悪い印象を与えると言うわけではない。むしろ自分は浅はかな人間なんだなと気付かされた。

4人で飲んでて、上司1人。自分含めた下っぱ3人が続々とよくありがちな趣味を言ってった。最後に上司が、

「趣味は、仕事だな」

それ言われた後に、「あー、だから自分はコンサルとしてのパフォーマンス低いんだね」と思ってしまった。別に趣味を仕事にしなきゃ、というわけじゃないけど、上司と自分では仕事に対する心構えが大きく違うんだな、「コンサルタントはプロフェッショナルであれ」が業界の常識ならば、自分はアマチュアだな、と。

「趣味は仕事」と答える上司は別に珍しいわけではない。少なくとも3人の上司には聞いたことがある。

休日中に自分が仕事をしていると、チャットアプリ上で上司が「稼働中」になっているのを目にすることがある。「上司の仕事量って多いんだな」、と思うことがあるが、その思考は結構表面的なんだろうな、と今は感じる。

上司は「自ら進んで仕事を進めている」。

上司のこの意識がマッキンゼー、ボスコン、アクセンチュアやBIG4のような外資系コンサルだからこそなのか、三菱UFJやベイカレントのような国内ファームもなのか、そしてコンサル以外の大手企業もなのか、はたまた中小企業も含めて仕事ができる、(皮肉ではなく)意識が高いサラリーマン共通なのか、自分にはわからない。

プロのマインド

結局言いたかったのは「マインドをどう持つか」と言うことで、「仕事を早く終わらせたい」、「仕事なんて誰もがやりたくないことを早く抜け出したい」というマインドではダメだ、と言うことですね。別に自分は仕事嫌だな、そんなこといつも思ってないですよ。でもたまに思うことがある、正直。

クライアントのために、とかマネージャーのために、そして何より自分のためにいかに仕事に注力するか、これは自分がこれからも磨き上げていかなきゃいけない課題でもあります。

マインドセット、これからも修練していきます。

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この記事を書いた人

カフェが大好きな写真家。YouTubeでカフェに関する動画を配信。主な出没場所は白金、渋谷。

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