【仕事に疲れたら読みたい】外資系コンサルには季節感がない、だけど季節を感じたい時にすべきこと

業務多忙すぎるコンサルが向き合うのは、クライアントとパソコンの画面のみ。心を休ませたくなったら、外の世界を見るべき。

外資系コンサルは季節感がない

マッキンゼー、ボスコン、アクセンチュア、デロイト、PwC、EY、KPMGといった外資系コンサルタントは基本的に1年中忙しいです。年末年始やお盆休みにだって働く人間は一部いるくらい。そりゃ365日仕事のことを考えながら生活している人は他の業種にだっている。ただ、外資系コンサルの場合、考えるだけではなく、「手を動かす」わけです。パソコンを開かない日はほとんどない。マジで大袈裟、過言ではない。

だから、コンサルは休みを得る機会が他の業種に比べると少ない。もちろん土日は休みで、休みの日フルで働くなんて言うのはかなり稀だが、それでも逆にフルで体を休ませることもなく、何らかの作業を行うこともしばしば。

確かに季節を味わう機会がないわけではない。夏は暑気払いや少しばかりの夏休み、冬は忘年会といった具合で、それくらいしか味わえない。

だから外資系コンサルタントは、「気がついたら1年終わってた」みたいな疾走感を体験することになる。コンサルである限り。

ただ、仕事のパフォーマンスを上げたければ、外界の世界に目を向けて国内、地域で何があったかを知ることは、誤解を恐れずに言えば「業務上」必要なことだとも思う。

なぜこのようなことを思ったのか、と言うと、この夏、地方出張の機会で思うところがあったからだ。

日本の夏、外資系コンサルの夏

東京から移動して数時間、東京も暑いが、当然他の地域も暑い。もはや東京以上に暑い地域。移動する公共交通機関の中でもパソコンを開き、窓から見える風景はあまり見ることなく一心不乱になって構造化やMECEを意識した資料作成やクライアントとの打ち合わせに向けたヒアリング事項、プレゼンテーションの確認などを行っていた。

着いたのは昼過ぎ、小腹が空いていたこともあり昼食の場所を探すことに。歩いて数分、市街の中心地ではお祭りを開催していたため、多くの屋台が並んでいた。気づけば、若い女性を中心に浴衣をきた人と多くすれ違う。若い男性も半袖、短パン、うちわ、たまに浴衣という身なり。地方都市の10代のリア充ってこんなんなんだろうな。

せっかくだから屋台で昼食を食べることにした。屋台は色々あって、たこ焼き、焼きそば、フランクフルト、焼き鳥など屋台の定番メニューがずらっと並んでいた。ちなみに焼きそば焼く人は、めっちゃ日焼けしてて、尚且つなぜか屈強な人が多い。

焼きそばを買って、近くの祭り用に用意された日焼け予防のためのテント下のテーブル・椅子がある場所でいただく。

食べ終わった時に、「あゝ、今まで季節を感じることなんてなかったな」と感じた。たぶん夏らしいことをやったのは今年初めてかもしれないな、と。

後ろの席では30代くらいの男性が平日の昼からビールを飲んでて、声でかいし、近くには浴衣をたぶん生涯初めて着るのであろう赤ちゃんと母親も座っている。赤ちゃんがかき氷を食べていた。

すぐそばの特設ステージでは、地元で人気かどうか知らないけど女性シンガーが海外の曲をコピーして歌ってた。

テントの中で太陽の光を避けていたとしても、真夏の炎天下に外でいるのは暑い。その中で味覚、視覚で夏を味わうのはまさにコンサルに不足していた季節感を味わうことにつながっている。それを東京ではなく、地方都市で味わうことができた。

時には目線を外すこと

「趣味が仕事」と発言する人材がいる外資系コンサル業界において、24時間365日仕事のことを考えるのは業界で生き残るためには必要な要素かもしれない。

しかしながら、やはりたまには仕事以外のことを考える、過ごす。つまり無理矢理にでも目線をコンサル以外にずらすのは長い人生、そしてコンサル業界を生き抜くためにはぜひ意識しておかなければならないのである。

だから、コンサル以外にも仕事に疲れたあなた。ぜひ夏休みは東北で山形の花笠祭り、秋田の竿燈、青森のねぷたを見に行ってくださいな。(東北出身なもので)

下がってた仕事のモチベーションを取り戻すことができますよ。

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この記事を書いた人

カフェが大好きな写真家。YouTubeでカフェに関する動画を配信。主な出没場所は白金、渋谷。

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