YouTubeで動画も公開しているのでご覧ください。
渋谷から横浜までを結ぶ東急東横線。渋谷から各停で7駅の自由が丘はセレブの街として知られる。代官山や中目黒に比べると、歩く人は比較的年齢層が高く、行き交う人たちはどこか余裕を感じさせる人ばかりである。
そんな自由が丘には、様々なカフェ、喫茶店があり、自由が丘の喫茶店、「カフェ・アンセーニュ・ダングル」という食べログで百名店に選出されるほどの人気店もある。
今回訪問するカフェは、プリンが美味しく、カフェにしては珍しくクラフトビールも取り扱う人気店である。
カフェ「ALPHA BETA COFFEE CLUB(アルファ・ベータ・コーヒー・クラブ)」。このカフェでまず伝えたいのが、Google出身者が経営する点だ。IT系のキャリアを積んだ人が、カフェを経営するというのは珍しい。
なぜGoogle出身者がカフェを経営するに至ったのかは以下の記事に詳細がある。
「コーヒーを通じた社会貢献」、「飲食業界へのサブスクリプション方式の導入」、「オペレーションのNFC活用」という斬新な視点をカフェ経営に持ち込んだのが、いかにも革新的であり続けるIT業界出身者である。
さらに、このカフェはクラフトビールも楽しめるのが魅力である。アルコールを提供するカフェも一部あるものの、カフェの数は決して多くなく、クラフトビールを提供するのはさらに希少な存在である。
ALPHA BETA COFFEE CLUBへの訪問は2度目。1度目はプリンの存在を知らずにただカプチーノを飲みに来て、何だか白っぽいカフェだなぁ、と思ったくらいだった。
いつの日だったか、ふと「カフェのプリン」について強い興味を持ち、都内のプリンのカフェプリンを探すと、このカフェが検索結果に。足を運ぶ結果となった。
ALPHA BETA COFFEE CLUBは朝9時開店であるが、プリンは昼12時以降に提供されるとのこと。朝のカフェが好きな自分にとってはラマダンのような気分であるけれども、朝に時間をかけて作ってくれる?はずであろうカフェはとても楽しみだ。
夕方6時。店内に入って、プリンとカプチーノを注文。昼12時からすでに時間が経っており、逆にプリンが売り切れていないか少々不安だったが、プリンありますか?と伺うと女性の店員さんが明るく「プリンありますよ!」と答えてくれて一安心。
自由が丘のカフェの中でも人気店であり、店内はすでに席が埋まっていた。しかし、日が沈んでいて、人が誰もいなかったテラス席に座って店内を見渡した。ペット同伴可能のスペースとなっている。
店内は、1人用の長めのテーブル、2人用のテーブルがいくつかあり合計25席。
1人で来ている人は読書をしたり、パソコンで作業をしたりと自由に過ごしていた。パソコン作業用として電源もwi-fiもあるので助かる。
壁には、「ABC」と書かれた下に世界地図。グローバル企業Google、と言ったところか。
壁際に設置された冷蔵庫にはクラフトビールがある。
そして、プリンのお時間。550円。
黄土色に茶色に加えられた光り輝くプリン。ホイップクリームの白さとのコントラストもあり、美しい。
ナッツがプリンの上に乗っており、柔らかなプリンとナッツのカリカリ感両方を楽しめる。
甘すぎず、苦すぎず。だけどコクもあるプリン。まさに大人も子供も楽しめる味となっている。
カプチーノの元となるコーヒーは毎月変わり、店名にちなんでA、B、Cの3種類から選ぶことができる。この3種類のコーヒーは毎月異なるので、行くたびに違った風味を楽しめる。
このカフェの魅力は、コーヒーやフードだけではなく、クラフトビールが飲めることにある。店内でも飲めるが、缶ビールのままテイクアウトもできる。クラフトビールは900円台からという高価アルコールではあるが、せっかくの機会なので購入した。
FACECHOPというアメリカのIPA。黄色のビールは、程よく苦さもありながら、パイナップルのような南国の香りと甘さが広がる。うまい。
「大きな波」を意味するBIG SWELL。柑橘系の酸味を少し含み、その後華やかな香りが膨らむのが特徴。
先に飲んだ2種類と同様に、柑橘系の香りが広がる。柑橘系の濃さは3つの中で1番薄く、さわやかな味。
ALPHA BETA COFFEE CLUBの朝食はアボカトが乗ったトーストを楽しめるので、朝はプリンをいただけないが、次はブラックコーヒーと共にトーストを楽しみたい。
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