このカフェ、驚きな点、注目したい点はまずここです。
経営者がGoogle出身ってことです。Googleっていう誰もが憧れる企業出身であり、そんな華麗なキャリアを持った人が「なんでカフェ経営なのか?」を考えても、明確な答えは出てこないからおもしろい。いずれにしてもさまざまなバックグラウンドを持った方がカフェ経営をするというのは、カフェ好きとしては好奇心を刺激されます。
東急東横線の自由が丘にもある「ALPHA BETA COFFEE CLUB」(以下「ABC」)。自由が丘という街は、セレブな街の印象がありますよね?
ただ、実際歩いてみると道幅に対して歩く人が異様に多いし、そんな道を自家用車やバスが走る道もあってイメージと実態が多少違う街かと思います。
確かにセレブも多く住んでいたり、街並みはとても綺麗ですが、そんな面もあるんです。
ちなみにALPHA BETA COFFEE CLUBが自由が丘に出店したのは2017年。尾山台に進出したのは、2020年になります。フグレンやブルーボトルよりも後発になります。
今回歩いた尾山台は、東急大井町線で自由が丘からたった2駅。たった2駅と言っても、人のいっぱいいる街から閑散とした街へと雰囲気は一気に変わります。「あー落ち着いてコーヒーを飲みたい気分はこんな街がいいなぁ」と駅に着いてなんとなく感じたのが、尾山台に対する初めての感想です。
ABCは駅から線路沿いに歩いて行けば、たったの2分で着きます。
「線路沿いのカフェ」っていうのが、これまたいいですよね。コーヒーとカメラの相性もいいけれど、「コーヒーと線路」っていうのもこれまた風情を感じることができます。絵になります。
カフェに着きました。
外観は、スマート。マンションの1階にあるカフェに打ちっぱなしのコンクリート。洗練されています。
まず店内に入店後、席に荷物を置いて、カウンターまで歩いて行き注文。
嬉しいポイントは、都内を中心に有名なコーヒーロースターの豆を楽しむことができるという点です。渋谷のFUGLEN(フグレン)、武蔵小山のAMAMERIA ESPRESSO(アマメリアエスプレッソ)など渋谷や武蔵小山で飲めるコーヒーを尾山台でも楽しむことができる、あぁなんて魅力的。
そしてコーヒー豆を仕入れていると言っても、抽出方法とかクセとか絶対違うので、味も微妙に仕入れ先のカフェとは違うはず。そういうのも楽しめますね。
今回は午前中にカフェに訪問しましたので、朝食をいただきました。カプチーノと朝食。
写真で伝わるか自信ないですが、それなりにボリュームある。成人でもそれなりに大満足のボリュームです。
そして子供向けにはレモネード。甘すぎないので大人でも普通に飲めます。というか大人向けか、むしろ。客層としては家族連れよりもお一人でPC作業者の方が多かった印象です。休日でそんな感じだったので、平日はもっとその傾向強そうです。
自由が丘はカフェ、尾山台はロースターという位置付けですので、尾山台のカフェには大きめなロースターが鎮座しています。割と店内は広めで、尾山台という家賃高めな住宅街ではあるけれども渋谷や自由が丘ほどではないので、それなりにコストも抑えられるといったところでしょうか。
店の外側にも「CRAFT BEER」と記載のとおり、クラフトビールが飲めます。しかもガラス製の冷蔵庫に入っており、種類が豊富であることが一目でわかります。もちろんスーパーなどでは全く見かけないデザインのビールしかなく、片っ端から飲みたくなります。
今回午前中に伺ったので、ビールは遠慮しました。次回かな。いや自由が丘に行くという手もある。
instagramのアカウントもありますので、チェックしてみてください。
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