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さて、今回は渋谷区代官山の人気カフェ「IVY PLACE」で朝食をいただいた。代官山という渋谷に比べればはるかに静かな場所、IVY PLACEという大人が集うカフェで優雅に過ごした時間は気持ちがリフレッシュできる貴重な機会だった。
渋谷区代官山という場所は、今さら説明するまでもなく東京の中でも若者に人気のスポットである。東急東横線の渋谷駅から1駅でありながらも渋谷の喧騒に比べれば、とても静かなエリアであり、訪れる人たちもどこか大人びた人たちが多い。
歴史的に古くから武家や商家の屋敷が多く並び、現在においてはデンマークやリビア、エジプトなどの大使館が軒を構える国際色豊かな、洗練された街となっている。
人気の飲食店やアパレル店も多く、IVY PLACE以外に、モダンメキシカン料理が人気の「アシエンダ・デルシエロ」、アパレル店で言えば「A.P.C」などが軒を連ねる。
東急東横線の中目黒、恵比寿、広尾などと同様、住宅地としても人気が高く、中低層マンションが多いのが特徴である。代官山の高層マンションは駅前の代官山アドレスくらいだ。
そんなショッピング、住宅としても人気の代官山にIVY PLACEがオープンしたのは2011年のこと。
IVY PLACEがオープンした場所は、T-SITEの敷地内であり、蔦屋書店に隣接している。蔦屋書店がオープンしたのと同時にこのカフェもオープンした。
元々この敷地は、かつて水戸徳川家の邸宅、その後はノースウエスト航空の社宅となっていた場所であった。そんな歴史ある場所はT-SITEとして再開発され今に至る。
T-SITEの敷地は小規模な面積の建物が多い代官山にしては珍しく、約8,000㎡とかなり広大である。都会であれば、高層ビルを建てればこれほどまでの面積は必要ないが、代官山という中低層の住宅、商業地が広がるエリアでの調和が求められる以上、可能な限り敷地を横に広げて低層の建物棟を多く作ることを必要としたようだ。
外観の調和だけではなく、T-SITEは代官山が代々育んできた文化との調和も見られる。
T-SITE内は蔦屋書店とIVY PLACE含めて11棟の建物から構成されており、輸入玩具販売のボーネルンドやペットショップ、ベーカリーショップ、有機野菜を取り扱うスーパーなどトレンドや高級志向を重視する人たちに合わせたサービス展開を行っている。
街の文化に調和したT-SITEの中にあるIVY PLACE。T-SITEができる以前に植物が豊かだったこともあるのか、IVY PLACE=「蔦の場所」という名のとおり、オープン以前の緑豊かな場所を思い起こさせるほど植物が生い茂っている。
建物の中は、大都会渋谷にあるとは思えない、まるで山の中にあるような「別荘」のような佇まい。特にテーブルや壁面はブラウンの木製で統一されており、懐かしさ、落ち着きを感じる。また、オープンテラスもあり、季節に応じて様々な視点から店内を視覚的に楽しむことができる。
今回は、タイトルのとおり朝食を。
まずは女子っぽいメニューである「ブレックファーストフルーツパワースムージー」。バナナ、イチゴ、オレンジ、ヨーグルト、ハチミツが入ったドリンク。まだ眠気の残る朝にちょうど良い、眠気を消してくれる1杯。
ドロドロとしており、結構なカロリー摂取かもしれぬ。
そして、グラノーラ。その名は「ホームメイドグラノーラ」。フレッシュフルーツや蜂蜜、ヨーグルトが入ってこれまた朝食にぴったり。柔らかな果物とかみごたえのあるグラノーラの食感。
一人でガツガツと、そして黙々とグラノーラを頬張っている自分ってなんなんだろうとぼんやり考えていた。
朝食で2,000円余り。なかなか贅沢で優雅な朝食だったと思う。
IVY PLACEは人気店で事前に予約を取るのが望ましい。ネット予約が可能なので、事前に空き状況確認の上、余裕を持って来店して欲しい。
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